何か面白いことないかな~と今日もただお散歩のように人生歩いてるだけの私の独り言。


by tekuteku0220
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寄席ONEなごや大須亭 第一部ナゴヤ落語フェスティバル

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昨年に続いて2回目のナゴヤ落語フェスティバル。
アマチュア落語家さんの熱演です。
全員の口演のあと、昨年同様、柳家権太楼師匠から講評、
昨年よりちょっと辛口でした。

徒然亭若蔵    『権助魚』 
キューピーの営業マンさんで、転勤で赴任した各地で落語をされてきたそうです。
師匠からは次の台詞を思い出しながら話しているのが伝わってくる。
自然と腹から出てくるように、とにかく練習をしてくださいとのアドバイスでした。
     
中央亭可愛    『船徳』
中央大学落語研究会所属。
毎年岐阜で行われる全日本学生落語選手権の審査員特別賞受賞者です。
そのときの模様はテレビで放映されましたが、テレビの印象よりほっそりとして、
開場前、演芸場入り口付近でお見かけしましたが、高座名どおりの可愛いお嬢さんでした。
勘当された若旦那が船頭さんに挑戦するもうまくいかないというお話でしたが
師匠からは若旦那の人物設定が軽薄すぎ漫画になっているとの指摘。
可愛さんがお稽古のもととした某師匠のものじゃなく、
文楽師匠のをお聞きなさいとのアドバイス。
     
川の家河太朗   『一文笛』
桂米朝作。
私は天狗連の月例で何年か前、たしかまだトムが大橋通りだったころ、
自列亭ヽ助こと草柳会長が演られたので聞いて、凄い話だなあと思いました。
われらが会長もいぶし銀って感じなのですが、
河太朗さんも苦みばしってて迫力満点。
こういう裏社会っぽい話をされると凄みが増してぐいぐいひきこまれ、
思わず涙が・・。
今回辛口の師匠をして大絶賛の高座でした。

―仲入り―

香車亭梅春    『初天神』 
ぱっと見、ちょっとラジオ寄席収録でおなじみの
FM豊橋渡辺欣生さんの若い頃に似てるなと思っちゃいました。が、
全日本学生落語選手権策伝大賞の彼から、冒頭、衝撃的な告白が!
プログラム等で「やりていうめはる」と紹介されていますが、
実は「やりていばいしゅん」と読むのだそうです。
策伝大賞の模様はNHKで放送されるので、ばいしゅんのままでは
放送できないとのことで、読みをうめはると変えてめでたく大賞受賞されたとのこと。
生まれて今まで彼女がいないとカミングアウトしてましたが、
だからといってやりていばいしゅん(彼ですから売じゃなく買でしょうが)はいけません。
芸名だけにしといてください。
彼の初天神も人物の描写についてアドバイスがありました。

微笑亭さん太   『熟女たちの宴』 
トリはわれらがさん太さま。
小朝師匠の依頼で書き上げ、今年の小市民寄席でもかけられた創作でした。
マクラは得意の時事ネタが冴えます。
本ネタでは年を相当ごまかして合コンを体験しようとする主婦の様子。
さん太さん得意のギャグがふんだんに盛り込まれて爆笑を誘いましたが、
師匠からは昨年同様、なかなか難しいことだと思うけれどと前置きされて、
30分のネタだったら15分にばっさり切ることをしてみてくださいとのこと。
前回も今回も横並びの笑いのパターンのネタなので、
どうしてもネタを詰め込みすぎて聞く人が疲れるというような説明。
(ぜ~んぜん、私は平気ですけどね~)
一ファンの個人的な思いですが、さん太さんの創作の中でも古典かと思わせるような
たとえば台本コンクールで受賞された『身投げ橋』や
小朝師匠がたびたび高座にかけられるという『人面瘡』や『こうもり』なんかを
権太楼師匠に聞いていただいて感想をお聞きしてみたいですね。
そうそう、
若蔵さんの講評の時に、落語はリズムが大事というようなお話をされてましたが、
さん太さんの落語について、いつもそれを感じます。
完成された音楽がメロディーも歌詞もわかっていても何度聞いても飽きないのと同じで、
さん太さんの落語は録音して続けて何回、何十回聞きなおしても
飽きないんですね。
実際、『人面瘡』なんかは最初に録音したテープはへろへろになっちゃいました。
ああ、すみません、
ついついさん太さまのことばっか書いてしまいます。

さて、講評を聞いていて、権太楼師匠は本当に落語を愛してらっしゃるのだなというのが伝わってきました。
いいお話を伺いました。
大事にしないと落語に悪いから、という言い方を何度もされてました。
落語の神様とまじめに一生懸命付き合っていれば、いつかご褒美にいい落語をくれるから、
というような、もっとちゃんとした表現だったと思うのですが、すみません、記憶力超悪くて、
こんなようなことをおっしゃったんだなという感じだけわかってください。
そして、それはどんな芸事や仕事についても言えることなんだな~と思って
師匠のお話を聞けて本当に有意義な一日でした。
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by tekuteku0220 | 2008-10-12 17:00 | 落語・お笑い