何か面白いことないかな~と今日もただお散歩のように人生歩いてるだけの私の独り言。


by tekuteku0220
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古今亭菊之丞さん

無粋な田舎のおばさんは、
落語家さんの的確な褒め言葉を知らないのがもどかしいですが、
菊之丞さん、綺麗な落語だと思います。
えらそ~を承知で、完成度が高い と言わせてもらいますが、
同じネタのまるきり同じ映像を、何度でも見たくなります。

「やじきた道中てれすこ」と同じ日にお笑いコーナーで見つけて借りてきたのが
落語・漫才のダウンロードサイト『笑王』から出されたDVDで
菊之丞さんの『短命』と『棒鱈』、間にインタビューの様子が収録されています。

ビジュアルは、昔のイイ男って感じでしょうか。
今の子たちが選ぶイケメンとはちょっと違うかもですが、
落語の時代の芝居にかぶれる若旦那なイメージです。
許婚のお嬢さんなんかと歩いてると
絶対「ようよう、この色男」とか言ってからまれて腕力の無さを露呈しちゃいます。
現代だったら、公家の血筋でとか言えば結婚詐欺くらいできちゃいそうな気品
(どんな気品だ?)も漂ってます。
かと思うと、
座布団の上にちょこんとおさまった姿は、
なんか不祝儀くらいにしか会わないような薄い親戚まで集まると
1人はいるちょっと粋な感じのおばさんって雰囲気もあります。
棒鱈の中のちょっと年増の芸者さんなんかは見事です。

とくに『棒鱈』よかったです。
何度も見てしまいましたが、見れば見るほどクセになります。
酔うとちょっとからむ質の熊さんと、それをなだめる寅さん、
隣の座敷の地方出身のなまりの酷いお侍と、
相手をする芸者さん。
素人の耳が聞いても絶妙の間で、的確に演じ分けられて
そのどれもが無理がなく気持ちよく入ってきます。
お侍の歌や、対抗して熊さんが歌う都都逸、
こういう歌が入ると、江戸の粋により強く触れた気がします。
いつか目の前で見て聞いてみたい噺家さんです。

それにしてもこの噺のタイトルが『棒鱈』って・・・・
落語のネーミングにはよくあることですが、最後の最後に「それかい!」って感じです。
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by tekuteku0220 | 2008-05-31 17:56 | 落語・お笑い