何か面白いことないかな~と今日もただお散歩のように人生歩いてるだけの私の独り言。


by tekuteku0220
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落語DEデート つづきです

「呑める」は昭和39年くらいの音源だったと思います。
それでも今聞いても全然違和感ありません。
まさに伝統芸能!
これだって今までに何度も聞いた噺なんですが、
この時はゲストが香坂みゆきさんで、志の輔師が彼女とこれを聞いて話されるのですが、
昔はこんなことで遊べたんですね~、みたいな。
当時は首から手を回して自分の鼻をつまめるかなんてことで一日遊べたんですよ、って。
(香坂さんが簡単につまめたことも軽くショックでしたが・・・
私、かろうじて中指が鼻先にさわりますが、つまめないです・・・体、かたっ!)
ちなみに「呑める」は
「つまらない」が口癖の男と「呑める」が口癖の男が
お互いに口癖を言ったら相手にお金を払う約束をし、
なんとか相手に言わせようとご隠居に知恵まで借りるが、
結局言わせたあとに自分も言ってチャラになるという噺。
でも、
この日の放送で、この噺と志の輔師の話を聞いていたら、
なんだか自分のこれからの生き方の大きなヒントをもらったような気がしたのです。

落語の世界の住人のように生きよう

そんな感じ。

前々から、落語の中にはびっくりするような哲学や
人間として大切なこととか、楽しく生きる知恵が詰まってるなぁと感じることがありましたが、
はっきりと確信しました。
なんていうのかな、
庶民が楽しく生きてくためのバイブルなんじゃないかって。
きっともともとのルーツはお坊さんとかの辻説法的なものだったと思うので、
芸能の形を借りた生き方指南書なんじゃないかと思いましたね。

先週末放送された「孝行糖」などは
本当に落語の世界のいいとこの象徴だと思うのですが、
与太郎、いわゆるあまり知恵の働かないという役どころの登場人物、
これを周りのみんなが自然と助けるんですね。
親孝行でいただいたご褒美をもとに飴売りを始めさせるんですが、
周りがみんなして道具や鳴り物や衣装を揃えてあげます。
そうしている周りのみんなが幸せなんだというのが伝わってきます。
他のどんな噺でも与太郎をひどく扱う人なんていません。
放送の前に断りが入るんですね、
噺の中で放送に適さない差別表現が出てきますが、
古典芸能であることを尊重してそのまま放送します、みたいな。
でも、言葉じゃないんですよね。
馬鹿だな、お前は、言いながら誰も見捨てないし、本当に馬鹿になんてしていない。
といって甘やかすわけでもなく、見事な関わり方です。
かたや放送禁止用語には敏感なようでいて、
後期高齢者なんて平気で名づけてしまう現代。
やっぱり今こそ落語だよ~。
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by tekuteku0220 | 2008-05-01 01:24 | 落語・お笑い