何か面白いことないかな~と今日もただお散歩のように人生歩いてるだけの私の独り言。


by tekuteku0220
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談春独演会 やっぱり『芝浜』 そして紫蝶さん

独演会からもうすぐ1週間たっちゃいます。12月1日でした。
1日とはい立派に12月です。
十数時間前までは11月でしたが、間違いなく12月です。
12月といったら暮れです、年の瀬です。
会場中のおおかたが「やっぱりな」の(もちろんいやな「やっぱりな」じゃないです)
空気の中でマクラはなく『芝浜』が始まりました。
いいお話です、泣けちゃいます。
もとは即席の三題話だってことですが、
こんな話を即興で作られた日には、
たとえ自己満足の日記かわりでも、私なんかがブログだなんていって
稚拙な文を公開なんかしちゃいけませんねって気分ですが、そも比較するが間違い!
本当に凄いなあ、落語家さんっていうのは。

なのですが、ほんとにこんなことを書き残すこたぁないじゃないかと、
もしや談春さんで検索してて、こんなとこ見ちゃったって方がいたら
嫌な気持ちにさせてしまうかもなんですが、
やっぱり談春さん、少なくとも絶好調ではなかったようです。
話にはどんどん引き込まれて、
最後の本当のことを打ち明ける場面なんかは涙が出て困っちゃいました。が、
ときどき涙を抑え、軽く鼻水すすりながらも、
あ~~、談春さんの勝五郎、財布を拾う前は相当困って借金取りから逃げ隠れしてたのか
大家さんには八五郎とか偽名を使って長屋に住んでいたのね・・・
なんて意地悪な書き方しちゃいけません。
女房が大家さんに相談する場面だけ勝公が八公になっちゃってました。
でもそんなの関係ね~♪
ってことで、そんなのほんとに小さなことです。
ちょっと説明くさいくだりもありましたが、
聞き入ってしまった芝浜でした。

そしてこの日、なにを隠そう、前にも書きましたが、
私の後ろの席には虚生さん、その隣には紫蝶さん。
紫蝶さんといえば、豊橋の落語ファンならこの人の『芝浜』を聞かなきゃ
暮れた気がしないという、十八番中の十八番。
私が豊橋落語天狗連の落語に興味を惹かれだしたのも
実は暮れの土曜日、台所あたりの窓なんかふきながら聞いていたラジオから流れてきたFM豊橋「ラジオ寄席」、
1年最後の放送は紫蝶さんの『芝浜』が恒例になっていて
それを聞いたがの始まりだったと思うのです。
今年の夏(!)の小市民寄席でも芝浜をかけられましたが、
小市民はお一人あたりの持ち時間が短いので削られてる部分がありました。
ラジオでオンエアされたものをテープに録音したのですが、
それから何回も聞きましたね~。
桂三木助師のCDを借りてきて聞いてみたりしましたが、
私はダンゼン、紫蝶さんの芝浜のほうが泣けますね~。
女房がとってもいいんです。
あと、
好きな場面は、久しぶりの芝の浜へ1ときまちがえて出かけてしまって、
海辺で煙草すいながら時間をつぶしていて財布を見つけるわけですが、
その42両入りの、結局は間接的に彼の運命を大きく変えることになった
革の財布を拾う前の、勝五郎のひとりごと。
お酒でしくじっちゃうんだけれども、
本当はこの商いが大好きで、いい人なんだな~というのがそこはかとなく感じられる
そんな場面。
磯の香りを嗅いで、このために魚屋になったんだっていうところ、
波を見ながら、どっかで誰かがかきまわしてるんだな、とか、
大きい波、小さい波、ちょうどいいのが並(波)ってんだな、みたいな
のん気で人のよさそうな様子、
そんなこと言ってて、今に財布見つけてびっくりするんだよ、
なんて、聞いてるこちらは勝五郎さんの守護霊みたいに息を呑んで見守っちゃいます。
紫蝶さんの芝浜には、そんな感じでひきこまれていっちゃいます。
夢でなかったと打ち明ける場面での
「お前さん、悔しいよねえ、女房に騙されて。悔しかったらぶっていいんだよ」には
毎回鼻水ずるずるです(もっと綺麗に泣こうや)。
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by tekuteku0220 | 2007-12-07 01:30 | 落語・お笑い