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何か面白いことないかな~と今日もただお散歩のように人生歩いてるだけの私の独り言。


by tekuteku0220
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K先輩のこと   -1-

高校時代は帰宅部だった。
だから先輩と呼べる人は殆どいない。
ただ入学直後、同じ中学の友達とちょっと興味を持って覗いた社研部に
2年のKさんがいた。
校舎と校舎の間にひっそりと部室が建ってたけど
きっとほとんどの生徒やひょっとしたら先生の一部も
あそこには竹ぼうきとか小さな一輪車がたててしまってあると思ってたんじゃないかな
っていうくらいの建物。あやしかった。
しかも戸板の節目には、中からこちらへ向けてポスターが貼ってあって
覗こうとすると、目があってしまうのだ。
ちょっと恐い。あやしすぎだった。
高校も隣は春にはレンゲ畑ののどかな環境だったけど
私と友人は隣接する文化的には陸の孤島のような閉鎖的ド田舎の中学出身だった。
はじめはそのあやしさになんだか大人を感じて
仮入部くらいしたんだったか、話だけ聞きに行ったんだったか
おそろしいくらい覚えてないんだけど、
結局入部はしなかった。
だいたい部員はKさんの他に同じ2年のAさんがいただけだった。
同和とか在日とか、そんな関係の本をちょっと読まされたような
記憶がかすかにある(ほんとに曖昧すぎるな)。
重かった・・・んだと思う。
友人から聞いた「就職する時に社研部だったって言うと不利らしいよ」
という言葉を自分への言い訳にした。
一応進学校の普通科に入学したものの
経済的事情で進学はできないから
「卒業したら公務員になるといい」という母の言葉に従う予定だった。
きっとそんなようなことは話して
入部はしないことくらいはちゃんと伝えただろう(いくら私でも)
と思うのだけど、そこもよく覚えていない。最悪だな私。
ただそれとは別に、
K先輩のことは憧れていた。
色が白くてでひょろひょろっと病弱そ~で、
いわゆる学校生活でもてるタイプとは対極といえなくもないが、
物静かな笑顔がとても大人に見えた。

※カテゴリの「ちょっと感動」はどこに出てくるかと言うと
 今日はまだ出てこないですね~。
 先輩を登場させるのに説明長すぎですが
 まあ、ここそんなに読んでる人いないから
 自己満足で思い出にひたるの巻でした。
 その後K先輩とはどうなったかはまた明日のココロなのだ~(小沢昭一風)
by tekuteku0220 | 2006-11-11 17:40 | ちょっと感動