何か面白いことないかな~と今日もただお散歩のように人生歩いてるだけの私の独り言。


by tekuteku0220
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第80回『ぱんとまいむ寄席』  於:名古屋

8日土曜日、夕方から名古屋へおでかけ。
目指すは大曽根、ぱんとまいむ寄席。
この日の演者のひとり微笑亭さん太さんの日記の中で告知があったときから、
ひょっとしたらこの日は姑がいない日かも・・・
そしたら行くことできるかも・・・
50も過ぎて自分が娘婿の姑になった今も、そういう境遇の嫁ですので、
(行く!と言い切れば面と向かって反対はされないんですが・・・)
義妹のところに遊びに行った姑がどうやら今夜もいないと確信した時から
もう一つの関所、連れ合いを強行突破して行ってしまおうか、どうしようか。
木曜には職場の親睦ボーリング大会もあるし、来週月曜は天狗連の月例寄席、
そのうち職場の新年会もありそうだし、
また「よく出かける嫁」レッテルを鼻から口あたりに貼られて
息苦しい日々が続くかもだけど、
年末年始、誰ひとり何ひとつ手伝ってもらえず頑張った自分へ
このくらいのご褒美あげてもいいんじゃない?
朝からずっと、何をしてても頭の中でどうしようか迷っていたのでした。





そんな私の背中を押してくれたのが、 毎週土曜日恒例のお墓参りへ向かう道、
車でかけていたFMから流れてきた曲。
成人の日にちなみ、今年成人式の人が生まれた年の曲の特集でした。
その時、かかっていたのが、ザ・ブルーハーツの「情熱のバラ」

♪なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ
 なるべくいっぱい集めよう そんな気持ちわかるでしょう

なんだか、わかります。私も多分そんな気持ちで生きてる気がします。
そうか、もう20年前の歌なのか、でもいいなぁ、ブルーハーツ、やっぱりいいな。

そして続いて流れてきたのが、私が30代前半の頃、とてもとても好きだった永井真理子ちゃんの「ZUTTO」。
あの頃、ファンクラブというものに後にも先に初めて入って、
会報を通じて何人かの同じくらいの主婦の人と知り合いました。
たまたまその頃、実家の祖父母の納骨で親兄弟と京都まで行ったので、
納骨が終わったあと、子供を両親に任せて、私だけ大阪へ、
その中の大阪在住の2人と初めて会って、
彼女たちが出かけた前日のコンサートの話などを聞かせてもらいました。
そうするうちに、会場の近くでチケット売ってたこと、
その日は2daysの2日目だからか、前日より1時間早く始まって終わること、
電車の乗継の仕方などいろいろ教えてくれて、
これならちゃんとその日のうちに愛知県東部の普通電車しか止まらない
私の実家まででも帰れそうだということで、急遽、
クリスマスイブイブの真理ちゃんのライブを初体験することに!
うすうすこれがダフ屋さんだな、ほんとは買っちゃいけないんだろなと思いつつも
会場近くの路上で実際の何倍もで売られていたチケット買ってしまいました。
あれからだから20年もたつのに、あの日だから生で聴けた彼女のクリスマスソングだとか、
今でも年賀状やりとりしてるその大阪の友達のことだとか、
今でもついこの間のことのように思い出すことができます。
あの時、思い切って決断したから今も手にしている宝物みたいな思い出です。
やっぱり、やらない後悔よりやって後悔だな。
でもそれから言い出すまでにタイミングをうかがったりして時間はすぎ、
ばたばたと夕飯の支度をすませJRに飛び乗ったのでした。

亡くなった私の父が名鉄で働いていたことや、実家が名鉄沿線だったこと、
現在も飯田線から乗り換えるのに名鉄だと階段を上り下りしなくてすむことなどから、
だいたい名古屋に出るときもほとんど名鉄電車を利用しています。
けれども、今回はJR東海のお得切符、豊橋~名古屋の土休日割引往復切符を利用して、
JRだけで大曽根まで行くことにしました。
この土休日割往復、豊橋と言っても二川と飯田線豊川まで対象、
名古屋(市内)ということで、名古屋駅市内のどこまでもJRなら利用できます。
不安だったので窓口で一応確認、JR中央線の大曽根ももちろん大丈夫でした。
だいたい片道で1450円~1540円のところが往復で1500円ぽっきり、
ばんざい、土休日。

そんなわけで往復ともにJR。
急に決めたおでかけでばたばたと支度したため、
小一時間の車中で読むつもりだった文庫本を忘れてしまいました。
が、忘れて正解でした。
名古屋へ向かい、左の窓際に座ったのも大正解。
見慣れた名鉄の車窓とは違う風景は新鮮で、
蒲郡を通過する頃は蒲郡みかんのようにオレンジに輝いてた太陽が
岡崎を過ぎる頃には、なんともいえない素敵な色合いの夕焼けになったのも
しみじみ目に焼き付けることができました。
大曽根という地名はよく耳にしていましたが、行くのは初めて。
今ではネットで地図検索が楽にできるのですから、
いつもなら事前に確認してプリントアウトした地図くらい持って出るのですが、
なにぶん、急に決めたことなので、わからなければ訪ね訪ね行けばいいと
軽く考えていたのですが、大曽根は私のイメージよりはるかに繁華街でした。
駅で訪ねても、告知にあった「駅から南へ5分」の「南」と思われる方へ
行ってみた先で入ったコンビニで訪ねても「わからない」との答え。
駅そのものを南口と北口をどうやら間違えていたことに気づき、
告知でさす「駅」に戻って、また訪ねてみるけれどもわからない。
すっかり迷子になり、余裕だったはずの開演時間もせまり、
大人だけれど泣きそうになりました。
告知にお店の電話番号が書いてあったけれど、
開演直前のお店の電話を鳴らすのは申し訳ないと思いつつも
このままでは終演時間までにもお店を探せる気がしなくなり
結局お店にお電話しちゃいました。
教えていただいた目印のパチンコ屋さんを過ぎてからもまた迷い、
今度は宅配ピザ屋さんで訪ねてみるも、みな首をかしげるばかり、
絶望しかけた時に、奥で働いていた高校生のアルバイトといった感じの
笑顔がかわいい女の子が「私、知ってます」と、
仕事の手を止め、外まで出てきて教えてくれました。
大通りを挟んで見えるところ、指差して教えてくれるくらいのところですが
さすが大都会名古屋と変に納得。

そんなこんなで開演時間に10分ほど遅れてやっと「ぱんとまいむ」さんへ。
「落語会受付は裏口へ」とのことで、裏へ回って恐る恐る入ってみると、
いきなりそこには、その日の出演者、楽語の会の無眠さんと河太朗さんが。
笑顔で迎えてくださいました。
渦巻いてた不安が一気に安堵感へと変わりました。
ああ、でも、このお二人がここにいらっしゃるということは
1席目はさん太さんで、もう始まっちゃってるということですね・・。
せっかく記念すべき今年の初生落語がさん太さんだったのに、
マクラの途中で入ってきてすっかり正月太りの体でうろうろする
目障りなおばちゃんをやってしまったなんて・・・。
他のお客さまにもすみませんでした。

そんなこんなで『ぱんとまいむ寄席』
『出産のかたち』     微笑亭さん太

  12月の月例寄席でネタおろしされたさん太さんの創作落語。
  隣の席の男性はチラシの裏に演者とネタをメモされていて、
  ほかの古典は本ネタが始まると同時に題名をメモるというマニアぶりでしたが
  さすがにこれはいったん「さん太 人間がたまごを産む話」かなんか書かれて
  中入りのときにどうも直接題名を尋ねていらしたようで
  その下にちゃんと書いてらっしゃいました。ご熱心。
  マクラの途中で入った私でしたが、12月に聴いてツボわしづかみだった
  昔の武将やお侍が携帯を持っていたらみたいな話がまた聴けて感激。
  忠臣蔵で吉良公に携帯をかけて着信音で隠れているところをみつけるとか
  たまりません。
  さん太さんの演じる女性が好きというファンも多いのですが、
この『出産のかたち』の中でも課長の奥さんとか、うまいです。
  女性、特に熟女をやらせたらぴか一です。


『持参金』        川の家河太朗
  河太朗さん、最初に大須で聴かせていただいたのが『一文笛』で、
  とても渋くてかっこよく、すっかりファンになっちゃいました。
  そのイメージが強いので、お酒は縄のれんに和服の女将と思っていたら
  セリーヌちゃんはじめ、自国にお給料の半分を仕送りしてる女の子たちを
  周りにはべらせてご陽気に飲むのがお好きなのだとか。
  でも、噂のセリーヌちゃんのお噺、面白かったです。
  途中、突然、本名呼ばれて、個人的にこそばい感じでした、私。
  あ、いえ、もちろん、セリーヌちゃんじゃありません。
  ちらっと出てきた苗字のあれとあれの安い方です。

お仲入り

『田楽食い』       竜宮亭無眠
 無眠さん、やたらなプロよか場数踏んでます~ってのが、
ド素人の私にでもよくわかる、さすがだなと感じさせられる高座です。
 なんていうのもおこがましいくらいですが。
 ぐいぐい無眠ワールドにひきこまれちゃいました。
 冒頭、私とさん太さんはお酒がだめで独身で、共通点が多いんですと、
 嬉しそ~に話されてました。なんか訳はないですけど、
 そんな無眠さんを見ていて、こちらまで嬉しいような気持になっちゃいました。
 『んまわし』として聴いてる噺でしたが、
最初に、お金のない連中が、うまいことしてアニキの家でお酒をごちになろう
というところから始まってるのは初めて聴きました。面白かったですぅ。

『井戸の茶碗』      微笑亭さん太
 たくさん聴いてるわけじゃないのでえらそうには言えないんですが、
 プロの方とかで聴いたものよりずっと面白いです。
 っていうのは、古典とはいえあちこちさん太さんのギャグ満載で
 何度聴いても笑っちゃいます。
 さん太さんの清兵衛さんがだんだん困り果ててく様子が、なんかとっても
 愛しくなっちゃいます。

というわけで、大満足のぱんとまいむ寄席でした。
ああああああ、ちゃんと地図調べてちゃんと開演前に着いて
最初からきちんと落ち着いて聴きたかったわ。

会場では知ってる顔の人にも何人かおみえになっていました。
終わってからいったんはお店の外に出たんですが、
天狗連のみるくちゃんと一緒に帰ろうってことになって、
まだちょっとは電車も大丈夫そうだからということで
30分ほどでしたが、初めてなのに打ち上げに参加させていただいきました。
テーブルにはお店のお料理や、常連の方からの差し入れなどが並び
このぱんとまいむ寄席がどれだけ愛されているのか
テーブルを囲んだみなさんの素敵な笑顔からひしひしと感じました。
ほんとに、も少し近ければ毎回でも来させていただきたいくらい。
外は寒かったけれど、あったかい気持ちをいただいて
みるくちゃんとJR乗りついで帰ったのでありました。

すごい余談ですが、金山で9時47分の豊橋行きを待っていたのに、
電光表示板には50分の岡崎行き普通と次の10時2分の豊橋行きの表示が!
まぁ2分のでもまだ飯田線もあるのでかまわないけれど、
携帯で路線調べたのと違うようではこの先信用できないじゃない、
と不信がっているところへアナウンス。
47分の新快速はどことかで鹿と衝突したため17分遅れますとのこと。
アナウンス始まったときは、すわっ人身事故かと緊張しちゃいましたが
まぁ、鹿でよかった、と言っちゃあ鹿さんにごめんなさいですが、
どこもかしこも鹿とか熊とか猪とか、人との住み分けができなくなってきちゃってるのかなぁなんて思いつつ、みるくちゃんとおしゃべりしながら帰ってきたのでありました。

今年の目標は簡潔で分かりやすい文章のはずだったのに
たらたらたらたら、書いてみました。
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by tekuteku0220 | 2011-01-12 01:55 | 落語・お笑い